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大牟田エコタウンプラン


大牟田エコタウンプランの概要

大牟田エコタウンプラン
《有明エコタウンΩ(オメガ)サイト計画》
−環境に優しい、美しいまちを目指して−


■なぜ、エコタウン事業に取り組んだか?−その背景と経緯

 大牟田市は九州のほぼ中心に位置し、有明海に面する人口約14万人の都市で、中部有明地域の中心的役割を果たしています。
 明治以来、三池炭鉱とそこから派生した重化学コンビナートの隆盛によってまちは発展してきましたが、石炭から石油へのエネルギー転換や産業構造転換の波を受け、まちの産業基盤を支える炭鉱や重化学工業は度重なる合理化を余儀なくされ、地域経済は停滞を続けました。さらに、まちの発展の礎であった三池炭鉱は、国内炭鉱の整理縮小が続く中、平成9年3月、100年余りに及ぶ歴史に幕を閉じ、石炭産業なき後の新しいまちの未来図を描くことが緊急の課題となりました。
 ポスト石炭のまちづくりを模索する中で、鉄道や港湾をはじめとする交通利便性、周辺地域との広域連携が可能という地理的中心性、重化学コンビナートで培われた工業系技術及び公害防止技術の蓄積、臨海部の広大な低未利用地等、大牟田市のもつポテンシャルの活用、環境問題・リサイクルへの対応の必要性といった時代の要請など、多方面の観点から検討した結果、環境・リサイクル産業の創出による「環境」を一つの切り口としたまちづくりの発想に行き着きました。
 これを受けて平成9年度には、具体的な環境・リサイクル産業創出の基本的枠組みを定めた「大牟田市中核的拠点整備実施計画」を策定し、さらに、この計画をもとに福岡県をはじめとする関係機関の協力も得ながら「大牟田エコタウンプラン」の策定を進め、平成10年7月に全国で5番目のエコタウン地域として、厚生省(当時)と通商産業省(当時)から共同で承認を受けました。