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■ 大牟田エコタウンプランの特徴
大牟田エコタウンプランにおいては、1)RDF(Refuse Derived Fuel:ごみ固形化燃料)発電所により、広い範囲において一般廃棄物のダイオキシン類対策等の問題解決に寄与する広域連携型リサイクルシステムの形成促進、2)農業、水産業から排出される廃農業用ビニールや廃FRP船、あるいは火力発電所から排出される石炭灰といった地域の特徴的な廃棄物のリサイクル促進、3)工業系排出物、農業系排出物各々のリサイクルシステムの相互連携を図る農工融合型リサイクルゾーンの形成促進、4)市民憩いの場、環境学習及び自然観察の場として広大な緑地空間を創出、といった特徴があります。
特に、1)にみられるような生活密着型、2)に見られるような地域密着型という特徴は、同様の取組みを進めていこうとする全国の中小都市圏のモデルとなり得るものと自負しています。
なお、エコタウンプランのサブタイトル「有明エコタウンΩ(オメガ)サイト計画」とは、「究極」を表すギリシャ文字であるΩ(オメガ)と、「現場、場所」を意味する「サイト」の組み合わせにより、「廃棄物が究極的に資源へ生まれ変わる場所」、すなわちエコタウンプランの計画地域である健老町・新開町地区を示したものです。
さらに、Ω(オメガ)という形は大牟田エコタウンプランにおける広域連携リサイクルネットワークの中心である有明海を取り巻く地域も表しており、これがサブタイトルに冠している「有明」と合わせ、大牟田のみならず広域をにらんだエコタウンプランとしての基本姿勢を示しています。
また、大牟田エコタウンプラン(有明エコタウンオメガサイト計画)の計画地が、有明地域の環境に配慮した環境に優しい場所であり、感謝され喜ばれる場所になるように期待を込めて「有明エコサンク」という愛称をつけました。
「有明エコサンク」は、
@有 明;有明海、有明地域
Aエ コ;エコロジー・環境にやさしい
Bサンク;サンクチュアリ(聖域・鳥獣保護地区)、サンキュー(感謝)
3つの言葉からなる造語です。
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